このたび、佐賀県名護屋城博物館の草庵茶室にてソラフラワーで制作した作品を飾らせていただくことになり先日納品してきました🍃

草庵茶室は、千利休が大切にした「侘び寂び（わびさび）」の心を感じる空間。万葉集にも登場する「山橘＝藪こうじ（やぶこうじ）」。
冬のあいだも緑の葉を保ち、赤い実をつける植物で、古くから“変わらない想い”や“静かな強さ”の象徴として詠まれてきました。

今回は、その藪こうじをソラフラワーで表現しています。
今回は、豪華さではなく侘び寂びの茶花としての静かな存在感を大切に、ソラの花びら一枚一枚に、心を込めて制作しました。

遠い昔の万葉の世界と、今を生きる私たちの心が、小さな花を通して少しでもつながっていくように──。

11月24日「名護屋城博物館 大茶会」にてお披露目となります。草庵茶室での【体験プログラム】では特別なお茶席も開催されるので、私も予約して参加してきます🍵

茶室の静けさの中で、この小さな花がどのように映るか…
ぜひ感じていただけたら嬉しいです。

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